![内田桑玉 「ひと」より(お母さまへの想い) 内田桑玉 「ひと」より(お母さまへの想い)](https://shubisha.com/wp-content/uploads/cache/2018/06/uchisou2018-2/137124435.jpg)
内田桑玉 「ひと」より(お母さまへの想い)
「ひと」より(お母さまへの想い)
人は人と出会い 人と別れ 人を思い
人を愛す
人は夢を描き 人と語り 人と共に
人を生きる ひと
(トルン奏者 小栗久美子詞)
![酒井玉蘭 「平成30年歌会始両陛下のお歌」 酒井玉蘭 「平成30年歌会始両陛下のお歌」](https://shubisha.com/wp-content/uploads/cache/2018/06/saka2018-2/923466696.jpg)
酒井玉蘭 「平成30年歌会始両陛下のお歌」
「平成30年歌会始両陛下のお歌」
語りつゝ あしたの苑を 歩み行けば
林の中に きんらんの咲く
天皇陛下
語るなく重きを負ひし君が肩に
早春の日差し 静かにそゝぐ
皇后さま
![飛田羽吉 「親ばかのうた 三首」 飛田羽吉 「親ばかのうた 三首」](https://shubisha.com/wp-content/uploads/cache/2018/06/tobi2018-1/1889976031.jpg)
飛田羽吉 「親ばかのうた 三首」
(上)にいさんのように上手にとりたくてあおぞらに舞う白球を追う
(中)ぼてぼてのショートゴロにもあきらめず 走りぬければ風まきおこる
(下)モンシロチョウ花から花へあそぶよう 塁から塁へ駆けつもどりつ
![野田香彩 二番目に言いたいことしか… 野田香彩 二番目に言いたいことしか…](https://shubisha.com/wp-content/uploads/cache/2018/06/noda2018-1/3604257945.jpg)
野田香彩 二番目に言いたいことしか…
二番目に言いたいことしか
人は言えない
一番言いたいことが
言えないもどかしさに耐えられないから
絵を描くのかも知れない
うたをうたうのかも知れない
それが言えるような気がして
人が恋しいのかも知れない
(星野富弘 むらさきつゆ草の詩の一節より)
![洪 明均 「序詩」尹東柱 洪 明均 「序詩」尹東柱](https://shubisha.com/wp-content/uploads/cache/2018/06/hong2018-3/3066881873.jpg)
洪 明均 「序詩」尹東柱
「序詩」尹東柱(韓国で最も愛される詩)
いのち尽きるまで天を仰ぎ
一点の恥じることもなきを、
木の葉をふるわす風にも
わたしは心いためた。
星をうたう心で
すべての死にゆくものを愛おしなければ
そしてわたしに与えられた道を歩みゆかねば 今夜も星が風に身をさらす。